スキー銀座・湯沢の中の一スキー場「パインリッジリゾート神立」で一日スキーを楽しんだ後、岩の湯へ向かう。 岩の湯は、パインリッジリゾート神立の他に、岩原スキー場、湯沢パークスキー場、湯沢中里スキー場、NASPAスキーガーデン、湯沢高原スキー場、加山キャプテンコースト、中里スノーウッドスキー場、ルーデンス湯沢スキー場などの各スキー場からも近い場所にあり、スキーヤーには便利な存在だ。しかも、入浴料金が安いときている。 　岩の湯には、入口、ロビー、脱衣室に至るまで、あちらこちらに、木を用いたクラフトワーク、民芸品、剥製などが所狭しと並べてある。これらが岩の湯のカラーを決定づけているように思える。実に目を楽しませてくれる品々であり、旅の疲れが癒される空間だ。 　駐車場は30台程度の広さ。ロビーは畳の部分とベンチになっている部分があり、好みに応じて好きな方で休憩できる。 　脱衣室には籠がなく、棚に直接脱いだものを入れる。有料（100円）の貴重品ロッカー、ドライヤー1個、洗面台2基もある。 　浴室に入る。浴室には洗い場が9箇所ある。リンスインシャンプーとボディーシャンプーは完備されている。また、シャワーの圧力は申し分ない。浴槽は定員8人くらいだろうか。湯加減も程良い感じである。 　浴槽からは、魚野川の雪景色を見ることが出来る。残念ながら外湯、サウナ、水風呂はない。 　ちなみに、岩の湯は、単純温泉（アルカリ性低張性温泉）で、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病、冷え性、痔疾、病後回復期、疲労回復、健康増進に効果があるという。 　また、湯沢町には、岩の湯の他に、山の湯、駒子の湯、街道の湯、宿場の湯の合計5箇所の町営温泉があり、1,500円の外湯めぐり券を買えば、これらすべての温泉に1回ずつ入浴できるとのことである。 この外湯めぐり券は、上記各温泉か、湯沢駅のインフォメーションセンター、あるいは同じく湯沢駅の湯沢温泉総合案内所で購入することができる。

※　入浴料はサウナ料金込で表示
※　ＴＶはサウナ内にＴＶがあるかを表示
取材：銭湯愛好会東京支部
取材日：2005年1月15日(土)

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