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ゆーぷる木崎湖
(Yuupuru Kizakiko)


 国道148号線を豊科ICから白馬方面へ向かうと、大町市を過ぎ、木崎湖の南端で国道は坂を登り、木崎湖トンネルへと入る。この高架橋の左側に見える緑色の屋根の大きな建物が、今回紹介するゆーぷる木崎湖である。
 国道を北へ向かう場合は、高架橋に入る前に左にそれれば良く、アプローチしやすいのだが、スキーを終えて、北から南へ南下してきた場合は、ちょっと面倒である。坂を下りて信号を右折し、ローソンの角をすぐに右折し、200mほど北へ行った所でさらに右折してやっとゆーぷる木崎湖の裏手に出てくる。

 

 この建物、かなり巨大なのだが、半分は温泉、もう半分はプールになっている。この施設は平成8年に完成したらしく、温泉の方はなんと毎日午前6:00から営業しているという。
 浴室は、和風の「月乃湯」と洋風の「星乃湯」と命名され、男湯と女湯を交互に入れ替えて運用されている。本日は月乃湯が男湯だ。
 脱衣室にはコインロッカーが40個あり、100円コインは利用後返却される。脱衣室には洗面台5個とドライヤー2個がある。
 浴室に入る。浴室には大きな浴槽があり、定員は20人ほど。湯は無色透明で、湯温はかなり熱い。一方、露天風呂はぬるめの湯温で長湯には丁度良い。露天風呂は壁で覆われているので外の景色は何も見えないが、露天風呂自体が広く、庭のようになっているので、十分開放的である。定員は10人くらいである。露天風呂と浴室の間には扉が2枚あり(つまり、風除室がある)、人が露天風呂へ出入する時に、冷たい空気が浴室に入りにくくなっている。よく考えられた構造だ。浴室の洗い場は16箇所。シャンプー、ボディーソープも完備。シャワーブースも1箇所ある。
 サウナは定員8人くらいで結構広い。室内温度は90℃。水風呂は水が出っ放しになっており、半畳ほどの大きさの木製の湯船である。しかし、異常に水温が低く、利用している人は誰もいなかった。
 休憩室にはマッサージ椅子が4個(利用料各100円)、足ツボマッサージ器が2個(利用料各100円)ある。このあたりの温泉ではどこでも足ツボマッサージ器を見ることができるが、特産品なのだろうか。
 ちなみにゆーぷる木崎湖は、単純温泉(中性低張性高温泉)で、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進に効くという。

 

住所 入浴料 サウナ TV 定休日 電話
長野県大町市平10639-1 500円 × 無休 0261-23-7100


※ 入浴料はサウナ料金込で表示
※ TVはサウナ内にTVがあるかを表示
取材:銭湯愛好会東京支部
取材日:2005年3月19日(土)

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