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サンテ・イン おたり
(Sante Inn Otari)


 サンテ・インおたりは、白馬のスキー場銀座の北端の国道148号線沿いにある。すなわち、白馬コルチナ国際スキー場よりも北側にあるので、関西、名古屋、首都圏からのスキー客を吸引することができにくいというロケーションにある。即ち、ここはとても静かな「ジモピーエリア」なのである。
 実際、2つある休憩室(板の間と畳の間)には、熟睡しているご老人が多数おり、おかげで、建物前の駐車場は一日中大混雑したままである。このため、我々取材班は裏手にある駐車場まで車を運ばなければならなかった。
 この施設は、温泉、宿泊、プールという複合機能を持った施設であり、まさに地元のご老人たちの憩いの場である。彼らは毎日温泉に入って、ビールを飲んで、昼寝。こんなに熟睡しているご老人達は、夜はちゃんと眠ることができるのだろうかと心配になるほどである。

 

 さて、脱衣室、浴室は地下である。フロントで受付を済ませ、階段を下り、脱衣室に入る。無料のロッカーは11個しかないが、他は籠を使用する。洗面台は2個、ドライヤーは2個完備されている。
 浴室に入る。浴室には実に多彩な浴槽がある。泡沫湯(いわゆる気泡湯)、全身浴(いわゆる普通の浴槽)、部分湯(足湯みたいなもの)、寝湯(いわゆる寝風呂)、圧注湯(いわゆるマッサージ湯)がある。但し、露天風呂はない。湯は無色透明で、湯温はいずれの浴槽も熱めである。洗い場は9箇所。他にシャワーブースが1箇所ある。シャンプーとボディーソープは完備されている。
 サウナは本格的なフィンランドのメトスサウナストーブを使用したサウナである。室内温度は96℃。定員は5人くらいだろうか。残念ながら水風呂はあるにはあるが、閉鎖されており、機能していなかった。
 休憩室にはマッサージ椅子1個、足ツボマッサージ1個があるが、熟睡しているご老人達には、必要ないのかも、、、。
 ちなみにサンテインおたりは、ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性中性低温泉)で、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後の回復、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱自動、慢性婦人病に効くという。

 

住所 入浴料 サウナ TV 定休日 電話
長野県北安曇郡小谷村中小谷丙2504-9 500円 × 第1水曜日
第3水曜日
0261-82-2228


※ 入浴料はサウナ料金込で表示
※ TVはサウナ内にTVがあるかを表示
取材:銭湯愛好会東京支部
取材日:2005年3月20日(日)

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