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白馬塩の道温泉 岩岳の湯
(Hakuba Shionomichi Onsen Iwatakenoyu)


 岩岳スキー場は、白馬のスキー場の中でも少々小ぶりな感が否めないが、朝一番7:30からゴンドラを繰り返し利用し、ゲレンデトップからボトムまで一気にノンストップでダウンヒルすれば、気分は爽快である。今回紹介する岩岳の湯は、その名の通り、岩岳スキー場に併設された温泉である。

 

 スキー場駐車場の隣の敷地にその岩岳の湯がある。入口の看板を見れば、「白馬観光開発」と書いてある。なるほど、スキー場施設の運営母体と同じである。白馬観光開発は、東急系の会社で、八方尾根、栂池高原でもスキー場施設を運営している。
 さて、岩岳の湯は平屋建ての木造建築である。駐車場は50台位は駐車できるだろうか。スキーシーズンは足元が滑りやすいので注意。
 中に入ると、正面に下駄箱、左手にフロントがあり、そのまま右に進めば脱衣室入口である。フロントの前には、自販機、休憩室がある。休憩室はあまり広くないようだが、10人くらいは入れるだろうか。
 脱衣室にはロッカーはない。貴重品は脱衣室には持ち込まず、フロントの近くにある貴重品ロッカーに入れておこう。脱衣室には洗面台4個とドライヤーが具備されている。
 浴室に入ると、水風呂とサウナがある。その奥にシャワーブースが2個。洗い場はさらに奥で、9箇所。浴槽はにごった茶色の湯で満たされている。白馬にある「塩の道」と称する温泉は、どこへ行っても大体こんな感じの湯の色である。浴槽の定員は10人くらいだろうか。湯温は適温。ゆったりと浸かれる。
 洗い場にはシャンプーとボディーシャンプーが具備されている。但し、洗い場のサーモスタット水栓は温度調整がうまくいっていないようである。湯温が冷たくなったり、熱くなったりする。
 サウナ室内温度は96℃。定員は6人くらい。5分の砂時計も具備されている。水風呂はかなり狭く、定員はやっと1名。水温は恐ろしく冷たい。一体どこの水を汲んできているのだろうか。水風呂通をうならせる水温である。
 残念ながら、岩岳の湯には露天風呂はない。
 ちなみに、岩岳の湯は、神経痛、筋肉痛、うちみ、冷え性、慢性皮膚病等に効くという。スキー場の温泉には珍しく、コインランドリーもある。

 

住所 入浴料 サウナ TV 定休日 電話
長野県北安曇郡白馬村北城西山 500円 × 毎月第4水曜日(祝日の場合は翌日休) 0261-72-8304


※ 入浴料はサウナ料金込で表示
※ TVはサウナ内にTVがあるかを表示
取材:銭湯愛好会東京支部
取材日:2005年2月11日(金)

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