春日なごみの湯 湯楽温泉
(Kasuga Nagominoyu Yuraku Onsen)



 今回は高松市内にある温泉「春日なごみの湯 湯楽温泉」を紹介する。「春日なごみの湯 湯楽温泉」は、春日川沿いにある巨大な温泉施設で、休日の午後はかなり混雑する。その理由は、銭湯並の入浴料金で、多彩な浴槽が楽しめるからということであろう。

 その浴槽は全部で9種類ある。水風呂、寝湯、腰湯、気泡風呂、ノーマルな大浴槽、薬草風呂、全身エステ風呂、打たせ湯(露天)、電気風呂(露天)である。

 寝湯は2人分のスペースがある。今日は大きな体の人が、窮屈そうにその場所に納まっていたが、気持ちよさそうだった。

 薬草風呂は日替わりのようで、今日はヘルスケミカル社の「ラベンダー&カモミール」。紫の湯が気持ちいい。湯温はかなり低めで、長湯が可能である。

 全身エステ風呂は2人分のスペースがあり、スイッチを入れると、数分間ものすごい勢いで水流が発生する。体重の軽い私(?)は吹き飛ばされそうである。

 うたせ湯は1人分のスペース、電気風呂は1人分のスペースで少々狭いので、打たせ湯と電気風呂の間には、椅子が3脚置いてあり、順番待ちと休憩をすることができるようになっている。

 さて、これらの浴槽はすべて石造りになっており、とてもゴージャス。循環用の排水溝まで石でできている。ご立派である。

 続いてサウナ。サウナは、2種類ある。ノーマルな遠赤外線サウナはテレビ付。このサウナの出入口付近には水風呂がある。

 もう1つのサウナは塩サウナ。室内に塩が入った樽が置かれている。この塩を体にすり込んでやると、毛穴が開いて汚れを溶かし出してくれるのだという。塩サウナの隣にはシャワーブースがあり、体についた塩を洗い流すことができる。

 洗い場は16箇所。客の数が多い割には少々少ないのではと思う。カランは自閉式のサーモスタット混合栓となっている。

 「春日なごみの湯 湯楽温泉」は、浴室以外の部分も充実している。まずロビーの「なごみ亭」では、軽食が可能である。また、ロビーにはマッサージルームもあり、例えば、足底療法は20分で2,000円、ボディケアは20分で1,900円である。もちろん、通常のマッサージ椅子も2基あり、利用料金は100円である。

 ちなみに、「春日なごみの湯 湯楽温泉」の湯は、単純弱放射能冷鉱泉(中性低張性冷鉱泉)で、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、通風、動脈硬化症、高血圧症、慢性胆嚢炎胆石症、慢性皮膚病、慢性婦人病に効くという。

 「春日なごみの湯 湯楽温泉」は、新しく明るく清潔で、すっかり高松市民の憩いの場として受け入れられているようだ。

大人300円、中人(小学生)110円、小人(6歳未満)60円、サウナ追加料金150円

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住所 入浴料 サウナ TV 営業時間 定休日
香川県高松市木太町6区2750番地3 300円 10:00〜24:00 第1月曜日(祝日の場合は翌日休)

※ 入浴料はサウナ料金込で表示
※ TVはサウナ内にTVがあるかを表示
取材:銭湯愛好会東京支部
取材日:2005年8月15日(月)



 
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