銭湯の楽しみ方
Go to English page
写真1 |
#1 暖簾 銭湯に入る 暖簾は銭湯の入口にある、布でできた物体であり、入口を表す一種のシンボル的存在である。この布を片手でさっと払いのけて中へ入ろう。 写真1:「暖簾」(東京都台東区 燕湯) |
写真2 |
#2 下駄箱 靴を脱ぐ 暖簾をくぐると、そこには下駄箱(靴を入れる小さな箱)がある。靴を脱いで、下駄箱に入れ、鍵をかけよう。別に下駄以外のものは下駄箱に入れてはいけないということではない。 写真2:下駄箱(東京都足立区 大黒湯) |
写真3 |
#3 番台 湯銭を払う 銭湯の受付は「番台」あるいは「フロント」と呼ばれている。番台は脱衣室の中にあるのに対して、フロントは脱衣室の外にある。いずれにしてもここで湯銭(入浴料)を払う。困ったことが起これば何でも受付に相談すれば良い。 写真3:番台(香川県さぬき市 観光湯) |
写真4 |
#4 脱衣室 服を脱ぐ 脱衣室で自分のロッカーを一つ決め、そこに脱いだもの、着替え等を入れ、鍵をかけよう。ロッカーがない銭湯では、籠が置いてあるので、これを代わりに利用する。このような場合に備えて、銭湯へ貴重品を持って行くのは避けよう。 写真4:脱衣室(東京都西東京市 庚申湯) |
写真5 写真6 |
#5 浴室 洗面器と椅子を手に取る 浴室に入ると、入口近くに椅子と洗面器が積み上げられている。椅子と洗面器を一つずつ手に取り、洗い場の前に座ろう。 写真5:洗面器(東京都練馬区 富士の湯) 写真6:椅子(東京都練馬区 富士の湯) |
写真7 写真8 |
#6 洗い場 体を洗う 洗い場では、頭を洗い、タオル等を使用して、体を洗う。洗い場は大抵、2つの水栓があり、通常は左が湯、右が水の水栓であるので、自分の好みの湯温に調整して使おう。体を洗う際、水しぶきを撒き散らすのはマナー違反である。 写真7:洗い場(東京都文京区 月の湯) 写真8:洗い場(東京都小平市 栄湯) |
写真9 写真10 |
#7 湯船 体を沈める 体を洗い終わったら、いよいよ湯船に身を沈める。足を伸ばしてリラックスしよう。泡が出ている湯船があれば、体に泡を当てて楽しもう。のぼせてしまう前に出ること。体を洗う前に浴槽につかるのはマナー違反である。 写真9:湯船(東京都西東京市 みどり湯) 写真10:湯船(東京都練馬区 富士の湯) |
写真11 |
#8 サウナ 発汗する サウナは別料金が必要な場合があるので、受付でその旨尋ねること。サウナには大抵温度計と、時計あるいは砂時計、テレビがある。あまり無理をせず、しかし、最低でも6分は入っていることが必要である。 写真11:サウナ |
写真12 |
#9 水風呂 肌を引き締める サウナで広がった汗腺を引き締めるために、水風呂に入ろう。心臓が止まらないように、徐々に体を慣らすこと。あまり無理をせず、2〜3分以内には出ること。 写真12:水風呂(東京都西東京市 みどり湯) |
写真13 |
#10 露天風呂 開放的になる 屋外の浴槽、即ち、露天風呂(野天風呂)があれば、その浴槽にも身を沈めてみよう。きっと開放的な気分になれるはずだ。 写真13:露天風呂(東京都練馬区 鹿島湯) |
写真14 |
#11 脱衣室に戻る 脱衣室に戻る前に、浴室内でタオルを使って体を拭いておこう。濡れたままの体で脱衣室に戻り、脱衣室の床を濡らすのはマナー違反である。また、使った洗面器や椅子は元の場所に戻すのがマナーである。 写真14:脱衣室(東京都西東京市 庚申湯) |
写真15 写真16 写真17 |
#12 マッサージ椅子、ドライヤー椅子 脱衣室にはマッサージ椅子が置いてあることが多い。また、宇宙飛行士のヘルメットのようなドライヤー椅子が置いてあることもある。コインを入れて、椅子に座ってみよう。 写真15:骨董級のマッサージ椅子(東京都小平市 福の湯) 写真16:新しいマッサージ椅子(東京都清瀬市 喜多の湯) 写真17:ドライヤー椅子(東京都西東京市 みどり湯) |