サークルハウス 赤いベレー
(Circle House Akai Bere)



 北海道取材2日目である。今日は、サロマ湖、美幌峠、屈斜路湖、摩周湖、阿寒湖をめぐり、釧路までやってきた。走行距離は300km以上だ。途中、立ち寄ったのが今回紹介するサークルハウス・赤いベレーである。

 赤いベレーは、道の駅・阿寒丹頂の里に併設された宿泊施設である。この道の駅一帯はあかんランド・丹頂の里と呼ばれ、その規模は非常に大きい。阿寒国際ツルセンターをはじめ、サイクルパーク、アスレチック、バーベキュー、バンガロー、キャンプ場、炭鉱と鉄道資料館、自然休暇村、地域資源活用工房、北緯43度美術館などが集積している。ちょっとしたレジャーランドだ。

 赤いベレーには名物となっている、エゾシカバーガー(ポテト付で400円)とダチョウスティックドッグ(ホットドッグのようなもので350円)が販売されている。どんな味がするのか、ぜひお試しあれ。

 温泉施設は、赤いベレーの1階左奥にある。16:00くらいに到着したのだが、温泉内には既にかなりたくさんの客がいる。

 赤いベレーの浴室は四角錘のような形のドームになっており、天井はかなり高い。このため、浴室はかなり広く感じる。ただ、洗い場は11箇所しかなく、かなり混雑しているようだ。洗い場にはシャンプーは具備されていないが、固形石鹸は用意されている。シャワーブースはなく、穏やかな水流の打たせ湯ブースが1箇所ある。

 浴槽には、どこか黄緑色で濁りのない湯が満たされている。ちょっと変わった雰囲気の湯だ。湯温は少し熱め。今日は首の筋が違ってしまったようで、かなり首が痛い。温泉ですぐに良くなるわけではなかろうが、養生させてもらった。

 サウナは、5〜6人程度の定員で、室内温度は85度。水風呂はサウナのすぐ出口側にあり、店員2人程度。サウナはかなりの人気だったようだ。

 ちなみに、赤いベレーは、ナトリウム−塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)で、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病に効くという。

 今日は良い天候に恵まれ、霧で有名な摩周湖もくっきりと見えることができた。また美幌峠からは屈斜路湖が良く見え、残雪も多く見ることができた。屈斜路湖畔の路上では、野生のキタキツネにも出会った。明日はいよいよ釧路湿原へ行く。

大人400円、中学生300円、4歳以上〜小学生100円、4歳未満無料、宿泊者は無料


住所 入浴料 サウナ TV 営業時間 定休日
北海道釧路市阿寒町舌辛原野23-38 400円(宿泊者は無料) × 10:00〜22:00
(入場は21:00まで)
無休

※ 入浴料はサウナ料金込で表示
※ TVはサウナ内にTVがあるかを表示
取材:銭湯愛好会東京支部
取材日:2007年4月30日(月)



 
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